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真夜中の図書室

通訳案内士試験(仏語)合格までの記録と多言語読書の日々

不愉快

車の運転中はいつもラジオを聞いている。以前の記事にもすでにこのことは書いたのだが、大体にしてAMラジオっていうものを好んで聞く層は中高年と決まっているようでそので流されるCMもそうした人たちを狙いうちにしたものが多いなと思う。

 

中でも例の「スピードラーニング」はしつこい。まだこんなものを世の中に氾濫させているのか!と運転しながら正直腹が立って仕方がないのだ。

 

「赤ちゃんは勉強しなくとも英語(日本語もそうだが)出来るようになる」

「英語の勉強をしたくない人にうってつけ」

「聞くだけでいい」

 

まぁこれだけよくも言えたものだと逆に感心してしまう部分もなきにしもあらずであるが、こんな詐欺商品をどうしてこうも簡単に世の中に流通させてしまうのか本当に不思議でならない。

 

おおよそ勉強することが嫌いとかそういった習慣が生活の中に組み込まれてない人って英語はもとより何をやっても自家薬籠中の物のものにすることは出来ない。これは厳然だる事実。そして同時に簡単に手に入れられるものほどすぐに飽きられ後に一顧だにされなくなるのも自明の事。どうしてこんな単純明快なことさえ考えることが出来ないのか私には不思議でならないのだが、考えられないからこそ嘘八百のものにを躊躇なく手を出せるんでしょう。

 

聞くだけで英語が出来るようになるのであれば、同じ理屈で聞くだけでシンハラ語ができるようになる教材さえあってもいいけれど、そんなものは存在しません。誰も買う人がいないからという理由からではなく、そんなことはまずもってあり得ないから。

 

思考する余裕と能力を欠いたままであっては何をやってもうまくいくはずもなく、簡単に資本主義経済のカモになりつづけるだけ。立ち止まってまずは考えましょう。考えることを習慣にするだけでも随分とその後の生き方も違ってくるはずですもの。それから英語に取り組んでみる方が結果が違ってくる気がします。