真夜中の図書室

通訳案内士試験(仏語)合格までの記録と多言語読書の日々

転換する

本ブログはフランス語通訳案内士試験最終合格までの記録をつづるものである。これが大前提。

 

昨年末の口述試験後から再開した中国語も早3か月が過ぎ去った。この期間の中で私が強く感じていること。それは以前と比較すると格段に中国語の力がついたということだろうか。とにかく本を読むのが楽しい。その世界に浸っている一瞬一瞬まさに至福の時間なのだ。

 

そこで思った。こんなに面白く感じている自分をこのまま置いてけぼりにして、フランス語の試験に臨んでもいいのだろうか?と。

 

フランス語通訳案内士試験がなぜ思った通りにいかなかったのかははっきりその理由を説明出来る。合格するに至るまでにやっておくべきことも自分のの中では明瞭に描くことさえも可能だ。どういったレベルでの力不足なのかがはっきりしているのであるならば、力づくで何とか受かろうとするのはもっての外で、納得し、すっきりとした気持ちで合格証を受け取るのがあるべき流儀なのではないかと思い始めているところ。

 

そこで方針を転換した。

 

今年の通訳案内士試験はすでに受かっている『中国語』で受験をする。ではフランス語はどうするのか?それは検定試験を徐々に段階を経て受検をしていき、来年6月の1級試験をある程度の手ごたえを得られるようなレベルにもっていってから案内士試験を受験をする。

 

おそらく今年筆記試験を受けても受かるであろう。でもなんだか足元がよろよろした程度の実力でしかない訳なのだからまた口述試験でぼろくそになるのは目に見えている。

 

必要なのはあくまでの「実力」。それが絶対条件。それ以上も以下も無い。試験のための戦略とかいったものは邪魔になるだけのものでそれがフランス語の力を飛躍的に伸ばしてくれるわけでもないし、むしろ害悪となってしまうだけ。

 

今後自分が目指すのは「社会人のための外国語習得」という道。それを考えるとただ試験に受かりました、ではとても通らない。底の浅さがすぐに見透かされてしまうことだろう。ならば迂遠ではあるが、見かけだけの「すごさ」ではなく、名も実もある力を獲得してやりたいことを実践するのが実は一番の近道のように思う。

 

今年はフランス語で受験しないから読書もしない訳ではなくて、これまで通りの読書を継続していく。もっと知りたいこと、勉強すべきことが読書の過程で目の前に現れてきてそれをどんどん吸収していくことが必要だと感じているし、そうした知識は今後とても重要になってくるだろうと思うから。

 

たったの3か月という短い期間ではあったが、これからの道筋がくっきりと見通せるだけの経験を出来たのはありがたいことだと思う。ただまたこれから時間が過ぎれば違った感触も生まれてくるかもしれないが、常に学び続ける姿勢を崩すことなく、いつかそれを余すことなく社会還元出来る日が一年でも早く到来することを待つだけである。

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