真夜中の図書室

通訳案内士試験(仏語)合格までの記録と多言語読書の日々

残り4週間

仏検2級筆記試験まで残り4週間を切った。上海行きの計画も昨年から立てていたが予想外にあっと言う間にその日がやってきて、あっと言う間に過ぎ去っていった。そして今度は国内での試験に向けての学習が続く。

 

今回の上海行き(旅行ではない)では書籍の購入を一番の目的としていたので色々と書店を見て回ってきた。驚いたことに、書店によっては半額で販売していたり、計り売りしていたりと値段がまちまち。下手すると日本で販売されている価格の10分の1くらいで手にはいるものもあったりもしたのは驚いた。

 

結局8冊の本と1冊の辞書、そして3冊の仏語テキストを今回は入手して終わり。たったこれだけだったのは、意外に欲しい!読みたい!と思えるような本が無かったため。

 

仏語のテキストを選んでいる際、中国人の学生さんが丁度同じ棚を見ていたので色々と尋ねてみたら師範大学の学生さんだった。私が小脇に抱えているテキストを見てると「そうそう、これを学校では使ってるの」との反応が返ってきて、私は「内容はどう?」と尋ねると「まぁまぁかな。今はこれを使っているの」と他のテキストを示してくれた。

 

その他にいろんな事情を聴いたが、総じて中国の学生さん特に外国語を学んでいる学生さんのレベルは高い。本当にそう思う。そして市販されているテキストの内容も充実しているのは日本も見習わないといけないと本気で思っている。購入したテキストの1つが↓↓↓

 

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大きさはペーパーバック大で中身はぎっしり。値段は日本円で300円ほど。そんなにやすもんなら大したことは無いと思うのが普通だろうけれども、とんでもなく中身が濃い。

 

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150頁弱の会話テキストの「すべて」が録音されているミニCDが付属されていて会話のみならず単語の「すべて」を読み上げてくれる。だから今まで少しあいまいにしていたところもこの際にきちんと矯正する機会が得られた

 

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これをすべて入れ込むのに1カ月程度はかかる。

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こんな風に車の各部位の名称までわかるようなことまで配慮されていたりするので本当に驚く以外にない。日本のテキストは人件費がかかりすぎるのか、とにかく内容の割にしては高すぎる。日本人の英語下手がよく言われたりもするが、それは本がとにかく高く、内容が薄く、更にはつまらないため。日本は経済力で中国に追い越されてしまったがその原因の一つに教育商材の高さにその一因があるのではないかと考えているくらいだ。いいところはもっと隣国に学ぶべきだろう。

 

上海で体感したことは本当に大きかった。言葉では言い表せないくらい変貌していたし、その変貌が当たり前になっていて、どの人も活力にあふれていた。とかく拝金主義で冷たい…とみられがちな中国人だが、地下鉄やバスでは高齢者に積極的に席を譲る場面も見られた。私も乗り込んできたおばあさんに「どうぞ」と席を譲ったりもした。マナーも言われているほど悪くはない。ただ、これは上海という都会だけに見られる現象でおそらく少し離れたところになるとまだまだだなというところが多いのだろうと推測している。

 

上海には年に1度は行きたい。そう出来るように仕事しようと改めて今回の上海行きで思いを強くした。自分をどこか構造変革するよいきっかけになったと思う。

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